
ようやく保育園に慣れてきたのに転園なんてかわいそうかな…
お友達と離れることになるし…

親の都合で振り回してしまうんじゃないかな…
保育園の転園を考えたとき「こどもがかわいそうかな?」というような気持ちになることってありますよね。
実は我が家もそうでした。
我が家は、2025年2月に引っ越しをし、4月から新しい保育園生活がスタートしました。
ところが下の子は、入園したばかりの保育園を、わずか2ヶ月で転園しています。
しかも入園準備や制服代などを合わせると、20〜30万円ほどかかっていました。
それでも、転園を決めたのです。
今振り返ると「転園=かわいそう」ではありませんでした。
この記事では、我が家が転園した理由や転園後の様子、そして実際に感じたことをお話します。
同じように悩んでいるときの参考になればうれしいです。
保育園の転園はかわいそうと言われる理由

保育園の転園について調べると、「かわいそう」という言葉をよく見かけます。
私自身も「転園ってかわいそうなのかな?」と考えたことはありました。
理由として多いのは次のようなものです。
- 仲良くなったお友達と離れてしまう
- 新しい環境に慣れる必要がある
- 親の都合に感じる
- 子どもに負担がかかりそう
確かにどれも間違いではありません。
特に小さな子どもは環境の変化に敏感です。
だからこそ親としては心配になりますよね。
私も「せっかく慣れてきたのに」「また一からやり直しになるのかな」「このタイミングで転園して大丈夫かな」と何度も考えました。
でも実際に経験して感じたのは、転園そのものがかわいそうかどうかは、一概には言えないということです。
子どもの性格や園との相性、転園する理由によっても変わると思います。
我が家の場合は、転園したことで兄弟が同じ園に通えるようになり、送迎の負担も大きく減りました。
だから今振り返ると、転園して良かったと思っています。
我が家が2ヶ月で転園した理由

引っ越しで兄弟別園になった
2025年2月、我が家は引っ越しをしました。
引っ越し前の保育園を退園し、新しい地域で保育園を探すことになりました。
結果として、
- 上の子は第1希望だった公立保育園
- 下の子は第7希望だった私立こども園
に決まりました。
兄弟別園でのスタートです。
入園が決まったときは「とりあえず保育園が決まってよかった」という気持ちでした。
でも実際に通い始めると、大きな問題が見えてきました。
送迎が想像以上に大変だった
引っ越したばかりで、土地勘がありませんでした。
地図で見るとそこまで遠く感じなかったのですが、実際に送迎を始めると想像以上に大変でした。
上の子を送り、下の子を送り、仕事へ向かう。
送りだけで1時間以上かかりました。
迎えも含めると、送迎だけでかなりの時間を使います。
毎日のことなので、負担はどんどん大きくなっていきました。
下の子は上の子が大好きだった
下の子は上の子の真似をするのが大好きです。
いつも後ろをついて回るようなタイプでした。
だから別々の園に通う姿を見ていると、同じ園のほうがうれしいんじゃないかな?と思うことも増えました。
送迎の問題だけでなく、兄弟一緒に過ごせる環境にしたいという思いも強くなっていきました。
25万円かけて入園した園を辞めるのは正直もったいなかった

下の子が入園した園は、もともと幼稚園だった園が、数年前に認定こども園になったところでした。
制服や体操服があり、指定用品も多めです。
そのため、
- 入園金
- 制服・体操服
- 指定用品
- 入園準備品
などの支払いがありました。
正確な金額は覚えていませんが、入園前後でかかった費用は20〜30万円ほどだったと思います。
さらに入園後も、
- 写真代
- 保険代
- 行事費用
など、給食費などの固定費以外に集金がありました。
以前通っていた認定こども園では、
- 入園金なし
- 制服なし
- 追加集金もほとんどなし
だったため、最初は驚いたのを覚えています。
もちろん園によって方針はさまざまですが、我が家にとっては想像していた以上に費用がかかりました。
「こんなに早く辞めることになるなんて」
転園を考え始めたとき、真っ先に思ったのは「こんなに早く辞めることになるなんて思わなかった…」ということでした。
せっかくそろえた制服・ほとんど使っていない用品・入園のために準備したもの…
もったいない気持ちはありました。
正直、転園を迷った理由のひとつです。
それでも転園を選んだ理由
それでも転園したかったのは、兄弟別園の負担が大きかったからです。
送迎だけで毎日かなりの時間がかかっていました。
また転園前の園は、体操や英語、知育、ダンスなどの活動が充実していて、教育に力を入れている園でした。
もちろん素敵な園だったのですが、私はどちらかというと、
- 散歩
- 外遊び
- 自然体験
- 園でしかできない遊び
を大切にしたいタイプです。
そのため、園の方針と我が家の考えかたに少し違いを感じる部分もありました。
ただ、これだけが転園理由ではありません。
1番大きかったのは、やはり兄弟別園による送迎負担です。
今まで払ったお金は戻ってきません。
でも、この先も続く送迎の負担は変えられます。
だから我が家は、
- 毎日の負担
- 兄弟別園の不便さ
- 家族全体の時間
を優先することにしました。
もちろん簡単な決断ではありませんでした。
それでも我が家にとっては、転園するほうが良いという結論になりました。
転園するために実際にやったこと

我が家は、転園を考え始めてから、すぐに市役所へ転園申請をしました。
4月入園の申し込みをしたときに、市役所の方から「定員いっぱいでも急に空きが出ることがありますよ」と教えてもらっていたからです。
とりあえず出してみないとわからないと思い、4月の時点で申請することにしました。
しかし、申請時に言われたのが「希望園のクラスは10人待ちです」という言葉でした。
その瞬間「えっ、10人待ち!?じゃあ絶対入れないじゃん…!」と思わず口にしてしまいました。
引っ越したばかりで土地勘もなく、毎日の送迎に苦労していた時期です。
だからこそ「上の子と同じ保育園に通えたらどれだけ助かるだろう」と思っていました。
それだけに「もう無理かもしれない」「期待しないほうがいいかな」と落ち込んだのを覚えています。
ただ、市役所の方からは「待機人数は順番待ちではなく、家庭状況や点数なども含めて決まります」と説明がありました。
実際、待機人数が多くても、
- 転勤
- 引越し
- 育休延長
- 幼稚園入園
などで状況が変わることもあります。
そのため、10人待ち=絶対に入れないというわけではないようです。
とはいえ、本当に転園できるかは分かりません。
そこで我が家は、転園申請と同時に別の候補園も探し始めました。
実際に近所の園を見学したり、送迎ルートを走ってみたりもしました。
近所の園はどこも定員いっぱいでしたが、見学してみると園によって雰囲気や大切にしていることが全く違うことがわかりました。
結果的に我が家は4月に申請し、6月に希望していた園へ転園できました。
今振り返ると「10人待ちだから無理だ」と諦めなくて本当に良かったと思っています。
もし転園を考えているなら、まずは市役所へ相談し、気になる園があれば見学へ行ってみるのがおすすめです。
慣れてきた頃に転園が決まった

実は転園が決まる頃、下の子は少しずつ園生活に慣れてきていました。
最初の頃は行きたがらない日もありましたが、2ヶ月目になると「保育園楽しい!」と言うようになったんです。
お友達と遊ぶ姿も見られるようになりました。
だからこそ迷いました。
- ようやく慣れてきたのに…
- また環境が変わる
- 本当に大丈夫かな
何度も考えました。
やっと楽しいと思えるようになったのに…
なんだか子どもに申し訳ない気持ちにもなりました。
正直、この時が1番悩んだかもしれません。
それでも、家族全体で考えたとき、長い目で見たとき、同じ園に通えるほうが良いと思いました。
転園後の子どもの様子

結果から言うと、親の心配とは裏腹に、下の子は想像以上に早く新しい園に慣れました。
転園して1〜2週間ほど経った頃には、担任の先生以外にも自分から話しかけていました。
お迎えに行くと、まるで家でテレビを見ているおじさんのように(笑)ゴロンと寝転がって、リラックスしていることも。
園の歌を口ずさんだり、掛け声を真似した、「楽しかった!」と話したり。
親が思っていた以上に、新しい園を楽しんでいました。
慣らし保育のときも、印象的な出来事がありました。
帰るときに、クラスのお友達から「また遊ぼうねー!」と声をかけられ、ハイタッチしていたんです。
その姿を見たとき「あぁ、大丈夫だったんだな」とホッとしました。
先生からは「上の子と仲良く遊んでいましたよ」と教えてもらうこともありました。
親のほうが心配していたかもしれません。
兄弟が近くにいる安心感もあったのかもしれません。
園や先生方の、きめ細やかな配慮もあったと思います。
送迎も大きくラクになりました。
毎日の負担が減り、気持ちにも余裕ができました。
我が家にとっては転園して良かったと思っています。
転園を経験した私が思う「かわいそう」の正体

転園前の私は「転園=かわいそうかも?」と思っていました。
でも今は、かわいそうかどうかだけで判断するものではないと思っています。
もちろん、お友達と離れる寂しさや環境の変化による負担はあったはずです。
それでも、実際に転園したあと下の子は新しい園にも慣れ、毎日楽しそうに通っています。
ただ、これはあくまで我が家の場合です。
うちの子は比較的環境の変化に強いタイプだと思いますし、転園先も上の子が通っていた園でした。
先生方が子どもをよく見てくれていることも知っていましたし「この園なら大丈夫」という安心感もありました。
私は保育士として働いた経験があり、環境の変化が苦手な子・なかなか園に慣れずによく泣いている子・登園を嫌がり親から離れない子も見てきました。
また、自分の子どもでも一時保育を利用したり、引っ越しに伴う転園を経験したりしています。
だからこそ感じるのは、どの園でも同じではないということです。
園の方針や雰囲気、先生との相性によって、子どもがのびのび過ごせるかは大きく変わります。
子もいますし、登園を嫌がる子もいると思います。
また、正直なところ園や先生との相性もあります。
私はこれまで良い園もそうでない園も見てきましたが、どの園でも同じというわけではありません。
保育士として働いた経験がある私でも、転園を決めるときは本当に悩みました。
だからこそ、「転園すること」そのものではなく、
- その子に合う環境か
- 園の雰囲気はどうか
- 家族が無理なく続けられるか
を考えることが大切なのではないかと思っています。
保育園の転園で後悔しないために確認したいこと

転園理由を整理する
転園を考えるときは、まず「なぜ転園したいのか」を整理してみるのがおすすめです。
我が家の場合は、
- 兄弟別園だったこと
- 送迎負担が大きかったこと
が主な理由でした。
なんとなく転園したいではなく、理由がはっきりしていると判断しやすくなります。
見学で確認しておきたいポイント
私は転園先を探すときに、複数の園を見学しました。
見学する中で特に、見たり聞いたりしてよかったと思うのは、
- 園の雰囲気
- 園が大切にしてること
- 先生の対応
- 子どもたちの様子
です。
パンフレットだけでは、わからないことがたくさんありました。
子どもの変化を焦らず見守る
転園後すぐに慣れる子もいれば、時間がかかる子もいます。
我が家の下の子は比較的早く慣れましたが、すべての子が同じではありません。
焦らず見守ることも大切だと思います。
「かわいそう」だけで判断しない
転園を考えると「かわいそうかな」という気持ちがどうしても出てきます。
私もそうでした。
でも、
- 子どもに合う環境か
- 家族が無理なく続けられるか
- 毎日安心して過ごせるか
も同じくらい大切だと思います。
「かわいそう」だけで判断せず、いろいろな角度から考えてみると後悔しにくいでしょう。
実は今も転園を考えています

実は我が家、今も転園を考えています。
来年度、上の子は小学生になります。
そうすると今の園に通う理由も少し変わります。
先日、徒歩圏の保育園を見学してきました。
とても良い園でした。私は、勉強より遊びの中で生きる楽しみを知って欲しいと思っています。
園でしかできない遊び要素のあるカリキュラムは、私にとって、とても魅力的です。
ただ、今の園には仲良しのお友達がいます。こどもが合うかどうかは通わせてみないとわかりません。
だから悩んでいます。
転園が正解かどうかはまだ分かりません。
そもそも人気園なので入れる保証もありません。
でも、その時その時で子どもの様子や家族の生活を見ながら、我が家にとってベストだと思える選択をしていきたいと思っています。
まとめ【保育園の転園は、必ずしもかわいそうとは限らない】
保育園の転園を考えると「せっかく慣れたのにかわいそうかな…」と悩むこともありますよね。
実際に我が家もたくさん悩みました。
今回の経験を振り返ると、感じたことは次のとおりです。
- 引っ越し後、兄弟別園になり送迎負担が大きかった
- 下の子が入園した園には20〜30万円ほどの費用がかかった
- 支払ったお金のことを考えても、家族全体の負担を考えて転園を決断した
- 希望園は10人待ちだったが、4月に申請して6月に転園できた
- 転園後、下の子は思ったより早く新しい環境に慣れた
- 兄弟が同じ園に通えるようになり、送迎も大幅にラクになった
- 「転園=かわいそう」とは一概には言えないと感じた
もちろん、転園が合う子もいれば、合わない子もいると思います。
また、園の方針や先生との相性、子どもの性格によっても大きく変わるでしょう。
だからこそ大切なのは、
- 子どもに合う環境か
- 家族が無理なく続けられるか
- 親子ともに安心して過ごせるか
という視点で考えることだと思います。
もし今「転園したいけど、かわいそうかな…」と悩んでいるなら、まずは園見学や市役所への相談から始めてみてください。
悩みながら考えた時間も、きっとお子さんにとってより良い環境を選ぶための大切な一歩になるはずです。
あなたとお子さんにとって、納得できる選択ができますように。
引越し後の保育園探しや転園手続きについては、別の記事でも詳しくまとめています。よかったらあわせて読んでみてください。

