ランドセルはどこで買う?実際にラン活をするママが調べたことまとめ

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そろそろランドセルを決めたいな…
ランドセルってどこで買えばいいの?

ランドセルってたくさん種類があるけど、どれを選んだら良いのかな?

入学準備の中でも、とくに買って後悔したくないのがランドセルですが、どこで買えば良いか迷ってしまいますよね。

我が子もそろそろラン活をはじめたいと思ってるのですが「どこで買えばいいのか」「いつ買えばいいのか」「どんなランドセルが良いのか」迷ってしまいました。

そこでまず、ランドセルがどこに売ってるか調べてみたところ、下記の店舗で売ってることがわかりました。

ランドセルが売ってるところ
  • 大型ショッピングモール(イオン・イトーヨーカドーなど)
  • メーカー直営店(セイバン・フィットちゃん・神田屋鞄製作所 ランドセル館など)
  • 工房(土屋鞄・鞄工房山本・池田屋・黒川鞄工房・萬勇鞄など)
  • 百貨店(そごう・高島屋・阪急百貨店・三越伊勢丹など)
  • 鞄や文具の専門店
  • ニトリ
  • ホームセンター(カインズ・コーナンなど)
  • ネット通販

後ほど、各店舗で買うメリットやデメリットなどを詳しく解説するので、ご家庭の希望に合ったランドセルをお迎えできるようぜひ参考にしてみてください。

ランドセルって、いつ頃買うのが良いのだろう?

ランドセルは、4月頃~購入するご家庭が多いです。

購入する時期は、何を重視してランドセルを選ぶのかにもよります。

後ほど「ランドセルはいつ買う?重視するポイント別に解説」のところで、ご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください♪

この記事では、

  • ランドセルはどこで買う?【販売店ごとのメリット・デメリット】
  • ランドセルはいつ買う?【重視するポイント別に解説】
  • はじめてでも迷わない!ランドセル選びのステップガイド
  • ランドセルの選び方
  • ランドセルを買って後悔したポイント【口コミまとめ】
  • 【2027年4月入学】ネットで買えるおすすめのランドセル

について解説します。

事前の下調べで、後悔しないお気に入りのランドセルを選びましょう!

目次

ランドセルはどこで買う?【販売店ごとのメリット・デメリット】

冒頭でもお伝えしましたが、ランドセルは下記の店舗で売っています。

2025年購入までに訪問した店舗/Webの割合は、参考までに下記の表をご覧ください。

2025年購入までに訪問した店舗/Web (上位10項目、複数回答・全体,n=1,500)
引用元:ランドセル工業会

各店舗ごとに、そこで買うメリット・デメリットなどを解説します。

大型ショッピングモール(イオン・イトーヨーカドー・アピタなど)

ランドセル選びを始めると、まず思い浮かぶのがイオンやイトーヨーカドーなどの大型ショッピングモール。

「実物を見られるし、子どもに背負わせやすいから便利そう…」と思う一方で、どこまで比較できるのか、店舗ならではの注意点も気になりますよね。

ここでは、大型ショッピングモールでランドセルを買うメリット・デメリットを、初めて選ぶパパ・ママにも分かりやすくまとめました。

メリットデメリット
たくさんのメーカーを“まとめて比較”できる
その場で子どもが背負って“フィット感”を確認できる

ポイントがめちゃくちゃ貯まる

保証・修理受付が“店頭で完結”しやすい

家族で行きやすい・雰囲気が楽しい
モール限定商品が多く、メーカー公式と仕様が違うことがある
人気モデルは“見た目だけ似ている量産版”のことがある
店頭には“全色・全モデル”が揃っていない
土日は混雑しやすい(特に5~7月)
店員さんの知識にバラつきがある
大型ショッピングモールで買うメリット・デメリット

イオン

こんなご家庭に大型ショッピングモールはおすすめ
  • まずは色々背負わせて“方向性”を決めたい
  • ポイント還元で実質価格を抑えたい
  • 修理や問い合わせを“近所で済ませたい”
  • 週末の家族のお出かけついでに見たい

逆に、
「素材の違いや工房ごとのこだわりをじっくり比較したい」
「一生ものとして質を重視したい」
というご家庭は、工房系・メーカー直営店も見ておくのがおすすめ。

大型ショッピングモールでのこんな買い方は損しやすい!注意点
  • 土日の混雑時だけで決めると、子どもが疲れて適当に選びがち。
  • モール限定モデルを、公式と同じ仕様だと思い込むのは危険。
  • 色やデザインの勢いで即決すると、6年間で後悔することも。
  • 店頭に“全モデルがある”と思い込むと、選択肢が狭まる。
  • ポイント還元だけを優先すると、質の低いモデルを選びやすい。
  • 早割に焦って買うと、子どもの好み変更で失敗しやすい。
  • 店員さんの説明が必ずしもメーカー公式と一致するとは限らない。
  • 背負わずに軽さだけで選ぶと、体に合わない可能性が高い。

メーカー直営店(セイバン・フィットちゃん・神田屋鞄製作所 ランドセル館など)

直営店では、人気モデルや豊富なカラー、機能性の高いシリーズが一度にチェックでき、専門知識のあるスタッフに相談しながら選べます。

「どのモデルが子どもに合うか」「6年間安心して使えるランドセルはどれか」をじっくり確認したいご家庭にぴったりです。

メリットデメリット
専門知識のあるスタッフが丁寧に説明してくれる
全モデル・全カラーが揃う
体型に合わせた“フィッティングの精度”が高い
機能性が充実していて選びやすい
アフターサービスが安心(メーカー直対応)
価格帯が広く、手が届きやすい
カラフル系・デザイン系も豊富
店舗数が少ない・行きづらい場合がある
デザインの幅は大手よりやや少ない
大型ショッピングモールより割高に感じる場合がある
人気モデルは早期に売り切れる(4月~6月ごろ)
他社との比較がしにくい
メーカー直営店で買うメリット・デメリット

セイバン

こんなご家庭にメーカー直営店はおすすめ
  • 6年間しっかり使える“質”を最優先したい
  • 素材の違いや背負いやすさなどを詳しく知りたい
  • どのモデルが子どもに合うか丁寧に相談したい
  • 工房系の特別感・高級感が好き
メーカー直営店でのこんな買い方は損しやすい!注意点
  • 店舗が少ないから、行ったタイミングで希望モデルが売り切れていることがある
    → 人気カラーや限定モデルは特に早期完売。事前に在庫確認を。
    1社だけ見て即決すると、他社との比較ができず後悔しやすい
    → ショッピングモールやカタログで他メーカーもチェックすると安心。
    オンライン購入と店頭購入で仕様や色の見え方が微妙に違うことがある
    → 実物を必ず確認してから決めるのがベター。
    早期割引や特典だけに注目して焦って買う
    → 価格より「子どもに合うか」「6年間使えるか」を優先。
    背負わずに軽さや見た目だけで決める
    → 肩ベルトや背中のフィット感を確認せずに買うと、子どもが背負いにくい場合も。
    スタッフのアドバイスを鵜呑みにしすぎる
    → 直営店スタッフは知識豊富ですが、最終判断は自分で確認・納得して決める。

メーカー直営店は「公式モデルを確実に手に入れられる」「専門スタッフに相談できる」安心感がある反面、売り切れ・比較不足・焦って購入が損の原因になりやすいです。

工房(土屋鞄・鞄工房山本・池田屋・黒川鞄工房・萬勇鞄など)

土屋鞄や池田屋などの工房系ランドセルは、素材や縫製にこだわり、職人の手作りによる高品質なランドセルを提供しています。

派手さは少ないですが、シンプルで上品なデザインや丈夫さが魅力で、長く愛用できるランドセルを探す家庭におすすめです。

「特別感・素材の良さ・耐久性」を重視したい家庭に選ばれることが多いブランドです。

メリットデメリット
素材・縫製のクオリティが高い
上品で長く使えるデザイン
フィット感より“作りの良さ”重視
公式・直営だから品質が保証されている
職人のこだわりや特別感がある
価格が高め
店舗が少なく、行きづらい
カラフル・個性的デザインは少ない
人気モデルは早期に完売(4月~6月ごろ)
他社と比較しにくい
工房で買うメリット・デメリット
こんなご家庭に工房系ランドセルはおすすめ
  • 6年間しっかり使える質の良さを重視したい家庭
    → 素材・縫製が丁寧で耐久性が高く、安心感があります。
  • シンプルで上品なデザインが好みの家庭
    → 派手すぎず、長く飽きずに使えるデザインが中心。
  • 素材や職人のこだわりを子どもに伝えたい家庭
    → 手作り感や特別感のあるランドセルは、子どもに“ものを大切にする心”も育みやすい。
  • 他人と被らないランドセルを選びたい家庭
    → 限定生産や工房ならではの個性があるので、オリジナル感を出せます。
  • 品質や修理対応など安心感を重視する家庭
    → 公式・直営の工房系は、修理や保証がしっかりしていて長く使える。

工房系は「高品質・特別感・耐久性」が魅力。価格や店舗の少なさはありますが、子どもと家族にとって本当に価値のあるランドセルを選びたい家庭にぴったりです。

工房でのこんな買い方は損しやすい!注意点
  • 6年間しっかり使える質の良さを重視したい家庭でも、焦って安く買おうとする
  • → 素材や縫製を確認せず安さだけで選ぶと、せっかくの耐久性を活かせません。
  • シンプルで上品なデザインを重視しているのに、派手な限定カラーに飛びつく
  • → 長く使うランドセルなのに、子どもがすぐ飽きてしまうことも。
  • 素材や職人のこだわりを伝えたいのに、オンラインで説明を読まずに即決
  • → 手作り感や特別感がわからず、子どもに価値を伝えきれません。
  • 他人と被らないランドセルを選びたいのに、在庫が少ないのを知らずに後回し
  • → 人気色や限定生産モデルは早期完売し、希望のものが手に入らないことも。
  • 品質や修理対応を重視しているのに、保証内容や修理条件を確認せず購入
  • → 修理範囲や持ち込み方法を理解していないと、後で手間や費用がかかる場合があります。

工房系ランドセルは「質・特別感・耐久性」が魅力ですが、確認不足や焦った購入で損しやすいです。
事前に素材・色・保証内容をしっかりチェックすることが大切。

百貨店(そごう・高島屋・阪急百貨店・三越伊勢丹など)

メリットデメリット
複数ブランドを一度に見比べられる
店舗の雰囲気が落ち着いている
デザインやカラーのトレンドを実物で確認できる
百貨店ならではの安心感・保証がある
試着できる
高級ライン・人気モデルが中心
価格が高め
人気モデルは早期に売り切れる
ブランドごとの在庫が偏る
人低価格・派手デザインは選びにくい
機能比較はしにくい場合がある
百貨店で買うメリット・デメリット
こんなご家庭は百貨店で買うのはおすすめ
  • 複数ブランドを一度に見比べたい家庭: セイバン・フィットちゃん・工房系などをまとめてチェックできるので、比較しながら選べる。
  • 落ち着いた雰囲気でじっくり選びたい家庭→:ショッピングモールより人が少なく、焦らず子どもと一緒に選べる。
  • 質・ブランド・機能重視の家庭: 高級ライン・人気モデル中心なので、6年間安心して使えるランドセルを選びやすい。
  • 人気モデルや限定カラーを確実に見たい家庭:→ 実物を見て、色やデザインを確認しながら選べる。
  • 保証やアフターサービスの安心感を重視する家庭: 百貨店なら修理対応や保証がしっかりしていて、購入後も安心。

百貨店は「落ち着いて比較できる」「高級・人気モデルが中心」「保証やサービスが安心」という特徴があり、品質・ブランド・安心感を重視する家庭に向いているのがメリットです。
ただし、価格や在庫・デザインの幅には注意が必要です。

百貨店でのこんな買い方は損しやすい!注意点
  • 早く行かず、人気モデルや限定色が売り切れるのを後悔する:高級ライン・人気モデルは早期完売しやすい。
  • 1ブランドだけ見て即決する: 複数ブランドを比べられる百貨店のメリットを活かせず、後で後悔する可能性。
  • 安さやポイントだけで決める: 百貨店は割引が少ないので、価格重視で焦って購入すると損した気分に。
  • 実物を試さずオンラインだけで決める: 重さや背負い心地を確認せずに買うと、子どもに合わない可能性がある。
  • 展示の少ないモデルや機能を確認せず購入: 肩ベルトや背中クッションなど、細かい機能まで比べないと後で不便に感じることも。
  • 子どもの意見を聞かずに親だけで決める: 百貨店は落ち着いて試着できるので、子どもの好みを確認せずに買うと不満が残る場合がある。

百貨店は「比較しやすい」「落ち着いて選べる」「高級モデルが揃う」というメリットがありますが、イミング・ブランド比較・試着確認を怠ると損しやすいです。

鞄や文具の専門店

ランドセル選びにとことんこだわりたい・人と被りにくいランドセルが欲しいご家庭にぴったりなのが、鞄や文具の専門店。

専門知識のあるスタッフが常駐していてるお店もあり、素材・縫製・背負い心地など細かな違いまで丁寧に教えてくれます。

実物をじっくり比較しながら選べるため、品質やフィット感をしっかり確認して買いたいパパ・ママ におすすめです。

メリットデメリット
専門知識のあるスタッフに相談できる
地元密着でアフターサポートが安心
独自モデルや限定品がある場合も
落ち着いた雰囲気でじっくり選べる
取り扱いブランド・モデルが少ない
高価格モデル中心になりやすい
店舗数が少ない
早期に売り切れるモデルがある
他ブランドとの比較がしにくい
ランドセルの取り扱いがある店舗が限られている
鞄や文具の専門店で買うメリット・デメリット

鞄・文具専門店は「専門知識のあるスタッフに相談できる」「実物を確認できる」「地元でのアフターサポートが安心」といったメリットが大きく、素材・耐久性・実用性を重視するご家庭に向いています。
一方で、ブランドやデザインの選択肢が限られる・店舗数が少ない点には注意が必要です。

こんなご家庭は鞄や文具の専門店で買うのがおすすめ
  • 専門知識のあるスタッフにしっかり相談したい家庭
    → 素材・耐久性・背負いやすさなど、細かい疑問もプロに直接聞ける。
  • 実物をじっくりチェックしながら選びたい家庭
    → 重さ・質感・フィット感など、カタログだけではわからない部分を確認できる。
  • 6年間安心して使える“丈夫さ”を重視する家庭
    → 専門店は質の高いランドセルの取り扱いが多く、修理やアフターサポートも相談しやすい。
  • ほかの子とかぶりにくいモデルを探したい家庭
    → 専門店オリジナルや限定カラーなど、他では買えないものが見つかる可能性がある。
  • 落ち着いた店内でゆっくりランドセル選びをしたい家庭
    → モールのような混雑が少なく、子どもが疲れにくい環境で選べる。
鞄や文具の専門店でのこんな買い方は損しやすい!注意点
  • 展示されている中から即決してしまう:専門店は展示数が少なめ。見本が限られるため、他メーカーの選択肢を知らないまま決めると後悔しやすい。
  • スタッフさんに勧められた1〜2モデルだけで決める: 店舗ごとに扱うメーカーが偏っているため、提案がその店のラインナップ中心になりがち。他のブランドとも比較した方が安心。
  • 保証内容や修理対応を確認せず購入: 専門店には大手だけでなくマイナーブランドも並ぶことがあり、メーカーごとに修理体制が異なる。確認不足だと「修理中に代替ランドセルがない」などの不便が出やすい。
  • 在庫セールや型落ち品を“お得”と思い込んで即購入: 型落ちは安くても、最新モデルより背負い心地・軽量性・耐久性が劣ることも。値段だけで判断すると長く使ううえで損に感じやすい。
  • 取り寄せ時期を確認せずに色やモデルを選ぶ: 専門店は全色・全モデルの在庫を持たないことが多く、取り寄せに時間がかかる場合も。希望納品に間に合わないこともある。
  • その店独自のキャンペーンを確認せず買う: 文具プレゼント・早期特典などがあるのに気づかず購入すると損に感じるケースも。
  • 子どもの背負い心地を十分に確認せず購入: 専門店はスペースが狭いこともあり、ゆっくり試着しないまま決めると体に合っていない可能性も。

ニトリ

「お、ねだん以上。」でおなじみのニトリは、手頃な価格で必要な機能がしっかり揃っている ランドセルが特徴。

軽量モデルが多く、店舗数も多いため、週末の買い物ついでにサッと試着できる気軽さが魅力です。

ブランドや高級ラインよりも、コスパの良さ・軽さ・使いやすさを重視したい家庭 に向いています。

メリットデメリット
価格が手頃でコスパが高い
軽くて扱いやすいモデルが多い
量販店ならではの“必要十分”の機能性
店舗数が多く実物を試しやすい
6年間保証があり安心
シンプルなデザインが多く好みを問わない
高級感やブランド性は控えめ
モデルや色のバリエーションが少なめ
流通量が多く、かぶりやすい
本革モデルや特別仕様がほぼない
店舗によって展示数が少ない場合がある
大手メーカーほど肩や背中の負担を軽減する工夫は少なめ
ニトリで買うメリット・デメリット
こんなご家庭はニトリで買うのがおすすめ
  • コスパ重視で“必要十分な機能”があればOKな家庭
    → 価格を抑えつつ、A4フラット対応・自動ロックなど基本性能はしっかりそろっている。
  • 軽くて扱いやすいランドセルを選びたい家庭
    → ニトリは軽量モデルが多く、小柄な子・体力が少ない子にも使いやすい。
  • デザインはシンプルでいい、派手さより実用性を求める家庭
    → ニトリは落ち着いたデザインが多く、6年間飽きずに使いやすい。
  • 近くの店舗で実物を試して、気軽に比較したい家庭
    → 店舗数が多く、週末の買い物ついでにさっと試着できる。
  • ブランドより“安心の6年保証”を重視する家庭
    → ニトリの保証は手厚く、修理対応も安心できる。
  • お友だちと多少かぶっても気にならない家庭
    → 流通量が多いため、モデルがかぶりやすい点が逆に気にならないなら◎。
ニトリでのこんな買い方は損しやすい!注意点
  • 安さだけ”で即決する
  • → 価格は魅力だけど、背負い心地・耐久性・デザインの比較をせず決めると後悔しやすい。
  • 軽さだけで選んでしまう
  • → 軽いモデルは多いが、肩ベルトのフィット感や背中のクッション性も必ず確認を。
  • 展示数の少ない店舗でそのまま決めてしまう
  • → 店舗によって置いてあるモデルが違うので、他店やオンラインもチェックした方が◎。
  • 大手メーカーのフィット構造と比較せずに買う
  • → “標準的な背負い心地”のため、セイバン・フィットちゃんなどの背負い心地と比べる価値あり。
  • 色や在庫状況をチェックせずに来店する
  • → ニトリはカラー展開が少ないことがあり、希望色が展示されていないケースも。
  • 入学式の直前に買いに行く(在庫切れリスク)
  • → 特定カラー・人気モデルは早めに在庫が減るので、秋〜冬の購入が安心。
  • 子どもの背負い比べをせずにオンラインだけで買う
  • → 標準的なフィット感なので、実物試着なしだと“なんか合わない…”と感じる子もいる。

ホームセンター(カインズ・コーナンなど)

手頃な価格で必要な機能が揃ったランドセルを手軽に探したいなら、ホームセンターが便利です。

軽量モデルが多く、小柄な子どもでも扱いやすいのが特徴。

近くの店舗で実物を試着できるので、買い物のついでにサッと背負わせて確認できる点も安心です。

メリットデメリット
価格が手頃でコスパが良い
軽量モデルが多く、小柄な子にも使いやすい
サイズや色がわかりやすい定番ライン中心
6年間保証のあるブランドも取り扱っている
シンプルで飽きのこないデザインが多い
高級感・ブランド性は控えめ
背負い心地の“特別な技術”は少ない
カラー・デザインのバリエーションが少ない
展示モデルが限られる
素材や耐久性は「標準レベル」
ホームセンターで買うメリット・デメリット
こんなご家庭にはホームセンターがおすすめ
  • 手頃な価格で、必要な機能がそろっていれば十分な家庭: 高額モデルにこだわりがなく、コスパ重視で選びたい家庭に◎。
  • 軽くて扱いやすいランドセルを探している家庭: ホームセンターのランドセルは軽量タイプが多く、小柄な子にも背負いやすい。
  • シンプルで飽きのこないデザインを選びたい家庭: 派手さより使いやすさを重視するならぴったり。
  • 近くのお店で気軽に実物を見て選びたい家庭: 店舗数が多く、買い物のついでに試着できる手軽さが魅力。
  • ブランドより、6年間しっかり使える“必要十分な品質”を求める家庭: 高級ラインほどのこだわりは不要だけど、保証はしっかり欲しい家庭に合う。
  • 迷いすぎず、スムーズにランドセル選びを進めたい家庭: シンプルなラインナップで選びやすく、決めるのも早い。
ホームセンターでのこんな買い方は損しやすい!注意点
  • 安さだけ”で即決する:価格は魅力だけど、背負い心地・耐久性・デザインの比較をせず決めると後悔しやすい。
  • 軽さだけで選んでしまう: 軽いモデルは多いが、肩ベルトのフィット感や背中のクッション性も必ず確認を。
  • 展示数の少ない店舗でそのまま決めてしまう: 店舗によって置いてあるモデルが違うので、他店やオンラインもチェックした方が◎。
  • 大手メーカーのフィット構造と比較せずに買う: “標準的な背負い心地”のため、セイバン・フィットちゃんなどの背負い心地と比べる価値あり。
  • 色や在庫状況をチェックせずに来店する: ニトリはカラー展開が少ないことがあり、希望色が展示されていないケースも。
  • 入学式の直前に買いに行く(在庫切れリスク): 特定カラー・人気モデルは早めに在庫が減るので、秋〜冬の購入が安心。
  • 子どもの背負い比べをせずにオンラインだけで買う: 標準的なフィット感なので、実物試着なしだと“なんか合わない…”と感じる子もいる。

ネット通販

ランドセルは、楽天市場やAmazon、ヤフーショッピングなどのネット通販でも買うことができます。

自宅でじっくり複数ブランドやモデルを比較でき、口コミやレビューを参考に購入可能です。

人気モデルや限定色もオンライン予約で確保できるので、店舗に行かなくても希望のランドセルを手に入れやすいのが魅力です。

ただし、保証がなかったり、模倣品もあるので、説明文やレビューなどを参考に信頼できるショップから購入すると良いでしょう。

人気のあるメーカーのランドセルも、ネット通販で買えます!

メリットデメリット
自宅でゆっくり選べる
取り扱いブランドが豊富
人気モデル・限定色も取りやすい
比較やレビューを見ながら購入できる
価格やポイント、キャンペーンを活用できる
オンライン限定カラーやデザインがあるメーカーもある

実物を触れないため、背負い心地や重さを確認できない
サイズ感や色の印象が画面と違う場合がある
返品・交換が手間になる場合がある
人気モデルはオンラインでも早く売り切れることがある
メーカーやショップごとに保証内容が異なる
ネット通販で買うメリット・デメリット

実店舗で試着をしてから、その場のテンションで買うのではなく、冷静に判断してお家で買うのも1つの方法です!

こんなご家庭にはネット通販がおすすめ
  • 自宅でゆっくり比較して選びたい家庭: 忙しいパパ・ママでも、寝かしつけ後や空き時間にじっくりチェックできる。
  • 複数ブランドやモデルを一度に比較したい家庭: 大手メーカーから工房系まで、幅広いラインナップをオンラインで確認可能。
  • 人気モデル・限定色を確実に手に入れたい家庭: 店舗に行かなくても早期予約やオンライン限定販売で確保できる。
  • 口コミやレビューを参考にしたい家庭: 実際に使った家庭の感想を事前にチェックでき、購入判断に役立つ。
  • 価格やポイント、キャンペーンを重視する家庭: クーポン・セール・ポイント還元などでお得に購入できる。
  • 遠方に住んでいて、実店舗に行くのが大変な家庭: 送料や宅配を利用すれば、自宅に届けてもらえる安心感がある。
ネット通販でのこんな買い方は損しやすい!注意点
  • 実物を試さず、重さや背負い心地を確認せずに購入: 写真や説明だけで決めると、子どもに合わない可能性がある。
  • 色や素材感を画面だけで判断する: モニター上と実物では色味や質感が異なることがあり、イメージと違う場合も。
  • 保証内容や修理対応を確認せずに購入: メーカーやショップごとに保証期間や修理対応が異なるため、トラブル時に不便になることも。
  • 人気モデルや限定色を焦って予約しない: 予約開始直後に売り切れることがあるため、タイミングを逃すと希望のモデルが手に入らない。
  • セールやポイントを調べずに購入: クーポン・キャンペーンを利用すれば数千円お得になることもあるので、確認せずに買うと損。
  • 子どもの好みや背負いやすさを無視して購入: 実物を試せない分、オンライン購入では特に子どもの意見を事前に聞くことが大切。

後ほど、ネットで買えるおすすめのランドセルのところで、おすすめのランドセルをご紹介するのでぜひ参考にしてみてください♪


スクロールできます
売り場メリットデメリットこんな家庭におすすめ注意点(損しやすい買い方)
大型ショッピングモール(イオン・イトーヨーカドー等)・複数メーカーを一度に比較できる
・実物を試着できる
・週末でも気軽に行ける
・セールやポイントが使える
・人気モデルは早期完売
・割引率は大手より少なめ
・店員の知識はブランド別に差あり
・複数ブランドを比較したい
・買い物ついでに試着したい
・価格より選びやすさ重視
・早く行かず人気モデルが売り切れる
・1ブランドだけで即決
・子どもの意見を聞かず購入
メーカー直営店(セイバン・フィットちゃん等)・メーカー独自の背負い心地
・修理や保証が充実
・人気モデル
・限定モデルを確保しやすい
・価格はやや高め
・店舗数が少ない
・展示数が限られる場合あり
・背負い心地や機能にこだわりたい
・保証や修理を重視する
・限定モデルを狙いたい
・1ブランドだけで即決
・展示品だけで判断
・子どもの背負い心地を確認せず購入
工房系(土屋鞄等)・素材、縫製が丁寧で耐久性高い
・シンプルで上品なデザイン
・手作り感、特別感がある
・他人と被りにくい
・修理、保証もしっかり
・価格が高め
・店舗が少ない
・納品まで時間がかかる場合あり
・6年間しっかり使える質を重視
・シンプルで上品なデザインが好き
・特別感を子どもに伝えたい
・納期や在庫を確認せず購入
・子どもの背負いや好みを確認せず決定
百貨店・複数メーカー、高級ラインが揃う
・落ち着いた雰囲気で試着可能
・スタッフが丁寧に案内
・割引は少なめ
・価格はやや高め
・人気モデルは早期完売
・高級ラインや人気モデルを比較したい
・落ち着いた雰囲気で選びたい
・早く行かず人気モデルが売り切れる
・1ブランドだけで即決
・子どもの意見を聞かず購入
鞄・文具専門店・専門知識のあるスタッフが案内
・実物をじっくり比較可能
・素材、背負い心地など細かく確認できる
・展示数は限られる
・価格帯は幅広いが割引は少なめ
・流通量が少なくかぶりにくい分、種類が偏る
・品質や背負い心地にこだわりたい
・スタッフのアドバイスを受けながら選びたい
・展示数や提案モデルだけで即決
・保証内容を確認せず購入
・子どもの意見を無視して決める
ホームセンター(カインズ・コーナン等)・価格が手頃でコスパが良い
・軽量モデルが多い
・近くの店舗で実物を確認可能
・シンプルで飽きのこないデザイン
・高級感、ブランド性は控えめ
・背負い心地は標準的
・カラー、デザインのバリエーションが少なめ
・価格重視
・軽さ重視
・シンプルで飽きずに使いたい
・近くの店舗で手軽に試着したい
・価格だけで即決
・展示モデルだけで判断
・子どもの背負い心地や好みを確認せず購入
ニトリ・手頃な価格で必要機能が揃う
・軽量モデルが多い
・店舗数が多く試着しやすい
・6年保証あり
・シンプルで飽きないデザイン
・高級感やブランド性は控えめ
・独自の背負い心地技術はない
・カラー、デザインの選択肢が少なめ
・かぶりやすい
・コスパ重視
・軽さ
・使いやすさ重視
・ブランドより保証や機能を重視
・安さや軽さだけで即決
・展示数が少ない店舗で即決
・子どもの好みや背負い心地を確認せず購入
ネット通販・自宅でゆっくり比較できる
・複数ブランド
・モデルが一度に見られる
・人気モデルや限定色を取りやすい
・口コミ
・レビューを参考にできる
・セールやポイント活用可能
・実物を確認できない
・色や素材感が画面と違う場合がある
・返品
・交換が手間
・保証内容や修理対応を事前確認必須
・忙しくて店舗に行けない
・幅広いブランド
・モデルを比較したい
・口コミやレビューも参考にしたい
・人気モデル、限定色を狙いたい
・実物試着せず購入
・色、素材感を画面だけで判断
・保証内容を確認せず購入
・子どもの好みや背負い心地を無視して購入

ランドセルはいつ買う?【重視するポイント別に解説】

ただいま作成中です。もう少々お待ちください。

2025年購入したランドセルの購入時期(全体,n=1,500)
引用元:ランドセル工業会

はじめてでも迷わない!ランドセル選びのステップガイド

初めてランドセルを選ぶとなると、どう選んでいけば良いか迷ってしまいますよね。

そこでここからは、ランドセルを選ぶ課程をまとめました。

ご家庭の事情も考慮しつつ、ぜひ参考にしてみてください♪

STEP
下調べをする
  • ネット検索で口コミ・ランキングをチェック
  • カタログ請求は 5社前後 が目安
  • 展示会や店舗の場所・開催日を確認
チェックポイント
  • カタログは比較用に保存
  • 気になるモデルはリストアップ
STEP
希望条件を整理

家族で話し合って優先順位を決める

  • 重さ・背負いやすさ
  • 素材・耐久性
  • デザイン・カラー
  • 価格
  • 安全性(反射材・防犯ブザー)
  • 収納力(A4フラットファイル対応など)
チェックポイント
  • 「絶対譲れない条件」と「妥協できる条件」を分ける

後ほど「ランドセルの選び方」のところで、選ぶポイントをまとめたので、参考にしてみてください♪

STEP
メーカー・ブランドをしぼる
  • 調べで気になったメーカーを 3社ほど に絞る
  • 比較しやすくなるので迷いが少なくなる
チェックポイント
  • 価格、素材、デザイン、保証の違いを整理
  • お店限定モデル」や「工房系限定モデル」の有無も確認
STEP
実物を見に行く
  • 店舗や展示会で試着する
  • 背負いやすさや肩ベルトのフィット感を確認
  • 子どもの反応(「これがいい!」)も重要
チェックポイント
  • ランドセルの重さが子どもに合っているか
  • 肩ベルトの幅やクッション性が快適か
  • 背中とランドセルの間に隙間がないか
  • ランドセルの高さや背負った時のバランスをチェック
  • 背負ったまま前かがみや腕を動かしても違和感がないか試す。
  • 背負った状態で机や椅子に座る動作がしやすいか
  • フタの開け閉めやポケットの使いやすそうか
  • ファスナーや金具などの作りが丈夫か
  • デザインや色が子ども本人の好みに合っているか
  • 将来の成長を考えて肩ベルトや背中の調整機能があるか
STEP
購入タイミングを決める
  • 人気色・モデルは 5〜7月に完売 することも
  • 夏までに購入する目安でスケジュールを立てる
チェックポイント
  • 予約開始日を確認
  • オンラインと店舗、どちらで買うか決める

試着の段階で購入してしまうと、スタッフのセールストークや背負ったときのテンションで決めてしまい後悔することも…
一度、冷静に判断して、再訪やオンラインで購入するのもおすすめ!

ランドセルって種類が多くてどれを選んだら良いかわからない…

ランドセルは、販売している店舗や種類が多くてどれを選んだら良いか悩んでしまいますよね。

そこでここからは、ランドセルの選び方を解説します。

ランドセルを選ぶポイントは、下記の11点です。

選ぶポイントを抑える順番は【1】→【4】がおすすめです。

選び方で悩んだ時に参考にしてみてください。

ランドセルを選ぶポイント
  • 【1】まず見た目や種類をざっくり理解
  • 種類
  • 色やデザイン
  • 素材
  • 【2】次に使い心地や実用面をチェック
  • 軽さ
  • 背負いやすさ
  • サイズ・収納力
  • 安全性
  • 【3】6年間使えるかどうかを確認
  • 丈夫さ
  • 保証
  • 【4】最後に+αの機能と価格
  • その他機能性(かぶせ・学習院型orキューブ型・手動ロックor自動ロック)
  • 価格

1つずつ解説します。

【1】まず見た目や種類をざっくり理解

ランドセル選びの第一歩は、「どんな種類があるのか」「どんな色やデザインがあるのか」をざっくり把握することです。

量販店、メーカー系、工房系など種類ごとに特徴やメリット・デメリットがあるので、まずは全体像をつかむと選びやすくなります。

種類

ランドセルを選ぶとき、まず「どんなタイプがあるか」をざっくり把握しておくと安心です。

ライプは、大きくわけて「量販店モデル」「メーカー系モデル」「工房系モデル」という3つのタイプがあります。

それぞれに特徴があるので、表を見ながら「わが家にはどれが合うかな?」と一緒に考えてみましょう。

ランドセルの3つの種類
  • 量販店モデル:手軽さとコストパフォーマンスが魅力。店舗に足を運んでたくさん見比べたいご家庭にぴったり
  • メーカー系モデル:背負いやすさや軽さ、防犯機能、保証体制など“機能”を重視するご家庭におすすめ。展示会やイベントで「ランドセル選びの思い出」も作れる
  • 工房系モデル:素材・仕上げ・希少性にこだわりたいご家庭向き。高級感があり、他の子と被りづらいという点も魅力

まずこの「種類の違い」を知っておくことで、次に「素材・軽さ・背負いやすさ」などの細かい選び方にも気持ちよく進められます。

スクロールできます
種類特徴メリットデメリットこんなご家庭におすすめ
量販店モデル(例:かるすぽ /大型量販チェーン)・多数のブランドを扱い、店舗で実物を見やすい。
・比較的手軽に購入可能。
・コストパフォーマンスが高い。
・手軽に選べる。
・購入ハードルが低め。
・高級素材・職人仕様と比べると、素材・縫製・仕上げのこだわりが控えめな場合あり。「まずランドセル選びが初めて」
「予算を抑えたい」
「手軽に選びたい」ご家庭
メーカー系モデル(例:セイバン・フィットちゃん)・大手メーカーが大量生産+機能開発をしており、店舗・ECで買いやすい。 ・機能性が高い(軽量化・背負いやすさ・保証体制など)、デザインバリエーション豊富、購入体験(展示・イベント)もあり思い出になる。・量販店系より価格が高めになることが多く、希少カラー・オーダー仕様では完売リスクもあり。「機能重視」
「ブランド安心感を重視」「子どもが背負いやすいランドセルを選びたい」
ご家庭
工房系モデル(例:土屋鞄製造所・鞄工房山本)・職人の手作り・少量生産・高級素材(牛革・コードバン)にこだわるブランド。・見た目の高級感・素材の上質さ・希少性が高く、「周りと被りにくい」点も人気。
・耐久性、仕上げにこだわりあり。
・価格がかなり高めになることがある。
・重めのモデルが多め。
・注文数が限られ、早期に完売する場合も。
「特別なランドセルを探している」
「素材や仕上げ・個性を重視」
「予算に余裕あり」ご家庭
ランドセルの種類


最近耳にする、ランリュック(ランドセル風リュック)って何?

「ランドセルとリュックのいいところを両方取りした通学用バッグ」として注目されているのがランリュックです。

ランドセルのような正統感・収納力を持ちつつ、リュックのような軽さやカジュアルな雰囲気を備えているものが多く、「学校の指定はないけれど、通学バッグを選びたい」というご家庭からも選ばれています。

特に低学年や体格の小さなお子さんには、ランドセルの代替として選ぶケースも増えてきました。

ランリュックは、アウトドアブランドや子供服のブランドなどから発売されています。

項目内容
特徴・ランドセルとリュックの中間のタイプ。
軽量ナイロンや合成繊維、リュック構造で背負いやすい設計。
メリット・ランドセルより軽く設計されているモデルが多い。
・デザインがカジュアル/好みに合いやすい。
・価格が比較的抑えめで選びやすい。
デメリット・ランドセルほどの耐久性・構造強度がないモデルも多く、6年間フルに使うのはやや不安な場合あり。
・学校で「ランドセル指定」がある場合、ランリュックだと雰囲気的に浮く可能性あり。
こんなご家庭におすすめ・「まずは軽く始めたい」「低学年・小柄な子どもに使いやすいバッグを探したい」家庭。
・「通学スタイルが柔軟」「ランドセルじゃなくてもOK」という学校や地域に通うご家庭。
・「予算を抑えつつ収納力・使いやすさも押さえたい」家庭。

色やデザイン

最近はカラーバリエーションがとても豊富です。

定番の赤・黒だけでなく、くすみカラーやツートン、刺繍入りなども人気です。

また、赤や青をポイントに使うランドセルも人気があります。

“6年間飽きずに使えるか”を意識して、子どもの好みと親の希望を一緒に話し合って決めましょう。

デザインは、シンプルか飽きのきにくいワンポイントなどにしておくと良いでしょう。

下記の画像は、2025年購入したランドセルの色です。ぜひ参考にしてみてください。

2025年購入したランドセルの色(上位5項目)
引用元:ランドセル工業会

筆者が子供の頃、母に好きな色にしてもらえず、30年経った今でもあの頃の悲しい気持ちが残っています。
ぜひ、お子様の好きな色を選ばせてあげてほしいです。

素材(クラリーノ・牛革・コードバン)

ランドセルの素材は「人工皮革(クラリーノ)」「牛革」「コードバン(馬革)」の3種類が主流です。

軽くて扱いやすいもの、丈夫で高級感があるものなど、それぞれにメリットがあります。

軽さ・耐久性・価格のバランスを見て選ぶと失敗しにくいです。

素材特徴メリットデメリットこんなご家庭におすすめ
人工皮革
(クラリーノなど)
・合成素材で作られた軽量タイプ。
・見た目は本革に近い。
・雨に強く扱いやすい。
・軽くて通気性が良く、カラーバリエーション豊富。
・価格も比較的手ごろ。
・熱や擦れに弱く、長年使うとツヤが薄れてくることも。・軽さ重視
・通学距離が長い
・扱いやすさを優先したい
牛革
(本革)
・天然素材で、使うほどにツヤや風合いが増す。
・耐久性も高い。
・見た目に高級感がある。
・型崩れしにくい。
・丈夫で長持ち。
・人工皮革より重い(約200〜300g差)
・雨に弱い面もある。
・価格は中〜高め。
・高級感
・本物志向
コードバン
(馬のおしりの革)
・馬のお尻の一部(コードバン層)を使用。
・非常に密な繊維構造。
・美しいツヤと滑らかさ。
・耐摩耗性が高い。
・一生ものの風格。
・上質で希少。
・高価格帯(10万円以上が多い)で重量もあり、雨や傷に注意が必要。・特別なランドセルを選びたい
・本物志向
・記念になるものを探している家庭。
補足:コードバンは「おしりの革」が一般的

コードバンは、馬のおしり部分(臀部)の繊維が非常に密な部分だけを使用しています。

1頭からランドセル約1つ分しか取れないほど貴重で、「革のダイヤモンド」と呼ばれることも。

「馬革=必ずしもコードバン」ではありません。

ランドセルに「馬革」と書かれていても、コードバン以外の部位を使った製品もあります。

ランドセル全体にコードバンを使うと高価になるため、フタ(かぶせ部分)のみコードバン、側面や背中は牛革や人工皮革という組み合わせも多いです。

人工皮革の種類(クラリーノシリーズ)

人工皮革にも種類があります。

じつは「人工皮革=クラリーノ」って思われがちですが、正確には「クラリーノは人工皮革の代表ブランド名」です。

ランドセルに使われる人工皮革の多くは、クラレ社がつくる「クラリーノ」シリーズで、その中にもいくつか種類があります。

それぞれの違いがわかると、「同じ人工皮革でも値段が違う理由」がわかりやすいでしょう。

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種類特徴メリットデメリット向いている家庭
クラリーノ(スタンダード)・最も一般的な人工皮革。
・軽くて丈夫、カラーバリエーションが豊富。
・軽くて扱いやすく、価格も手頃。
・初めてのランドセル選びでも安心。
・擦れに弱く、長年使うとツヤが落ちることも。・軽さ重視、コスパ重視の家庭。
クラリーノ・レミニカ・表面に特殊加工が施され、傷や汚れに強いタイプ。・擦れや雨に強く、ツヤ感が長持ち。・通気性はやや劣る。
・質感はややツルッとした印象。
・活発なお子さんや外遊びが多い家庭。
クラリーノ・タフロック・強度をさらに高めたモデル。
・重さは少し増すが、非常に丈夫。
・型崩れしにくく、傷つきにくい。
・6年間しっかり使える。
・少し重い。
・価格もスタンダードより高め。
・荷物が多い
・長距離通学
・耐久性重視の家庭。
ベルビオ(帝人製)・クラレ以外の人工皮革。
・自然な風合いとマットな質感が人気。
・本革に近い見
・軽くて柔らかい。
・生産量が少なく、対応ブランドが限られる。・デザイン重視
・ナチュラルな質感が好みの家庭。

代表的な人工皮革の種類(クラリーノ・レミニカ・タフロック・ベルビオ)をまとめました。

ランドセルで使われる人工皮革には、他にもいくつか種類があります。

まとめると…
クラリーノ=人工皮革の中のブランド名
軽さ・扱いやすさで選ぶなら「クラリーノ」
耐久性重視なら「タフロック」や「レミニカ」
本革っぽい雰囲気なら「ベルビオ」
がおすすめ!

素材選びのポイント

「軽くて扱いやすい人工皮革」「上質で丈夫な牛革」「特別感のあるコードバン」。どの素材も“良し悪し”ではなく、“価値観”で選ぶのがおすすめです。

たとえば毎日の通学を少しでもラクにしたいなら人工皮革、長く使って味わいを出したいなら牛革、一生の記念になる特別な一本を選びたいならコードバン。

素材の違いを知っておくと、見た目や価格だけでなく「どんな6年間を過ごしたいか」から選べるようになります。

3素材の中では、クラリーノを選ぶご家庭が多いです。

2025年購入したランドセルの素材
引用元:ランドセル工業会
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素材主な種類・ブランド特徴メリットデメリット重さ目安おすすめメーカー・ブランド
人工皮革
【特徴】
軽量・機能性・カラバリ豊富。
最新モデルや6年間保証が充実。
クラリーノ(スタンダード)・軽量
・耐水性あり
・カラバリ豊富
・軽くて扱いやすい
・価格手ごろ
・傷つきやすくツヤが出にくい1,100〜1,250g・セイバン
・フィットちゃん
・池田屋
・イオンかるすぽ
クラリーノ・レミニカ・傷や汚れに強い
・ツヤ感が長持ち
・擦れや雨に強い・通気性はやや劣る同上同上
クラリーノ・タフロック・強度アップ
・型崩れしにくい
・丈夫で6年間安心・やや重い約1,200〜1,300g同上
ベルビオ / ベルビオライト・本革風マット質感
・軽量
・軽くてナチュラルな見た目・生産量少なくブランド限定約1,150〜1,250g・セイバン、池田屋など一部メーカー
その他(エフカット・タフロックプラス・レザーファイン)・耐久性
・柔らかさ
・軽さなど特徴別
・用途に合わせて選べる・種類多く迷いやすい約1,150〜1,300g・メーカー限定モデル
牛革(本革)
【特徴】
上質で丈夫。
職人仕立ての温かみがある。
デザインはシンプル&高級感がある。
・天然革
・使うほどツヤが増す
・高級感
・型崩れしにくい
・丈夫
・人工皮革より重く、雨に弱い1,300〜1,500g・土屋鞄
・鞄工房山本
・中村鞄製作所
・萬勇鞄
馬革(コードバン)
【特徴】
希少で高級感抜群。
丈夫さ・ツヤ・存在感が特徴。
プレミアム志向のご家庭に人気。
・馬のおしりの一部だけを使用
・滑らかで強い
・非常に丈夫
・ツヤ美しい・希少性高い
・高価
・重い
・水に弱い
1,500〜1,700g・土屋鞄
・中村鞄製作所
・萬勇鞄
・黒川鞄工房
素材別の特徴


【2】次に使い心地や実用面をチェック

次は、実際に子どもが背負ったときの使い心地や収納力、軽さなど、毎日の通学で便利に使えるかどうかをチェックしましょう。

背負いやすさや肩ベルトのフィット感、ポケットの位置など、細かいポイントを確認するのがコツです。

軽さ

ランドセル選びで多くのパパ・ママが気にするのが「軽さ」。

実は、軽さは“数字だけで決めると失敗しやすい”ポイントでもあります。

ここでは、なぜ軽さが大事なのか、何gくらいが目安なのか、選ぶときのチェック方法までまとめました。

軽さが大事な理由
  • 体格の小さい子は、背負いやすさに大きく影響する
  • 最初の1〜2年は荷物が重くなりやすく、軽いと負担が減る
  • 毎日の登下校で疲れにくくなる
  • 雨の日や長距離の通学ルートでは特に軽さがメリットに
何gを目安に選べばいい?

ランドセルの素材ごとの重さは、だいたいこの範囲です。

素材重さの目安備考
人工皮革(クラリーノなど)約1,100〜1,300g最も軽量で低学年でも負担が少ない
牛革約1,300〜1,500gメーカーにより軽量モデルも増えている
コードバン(馬革)約1,500〜1,700g丈夫だが重め。体格のしっかりした子におすすめ

※同じ素材でもメーカーや構造(フラット型・立ち上がり背カンなど)で重さは多少変わります。

1,100〜1,250gくらいが「軽い」といわれるラインです。

また、研究によると、子どもが負担なく背負える理想の重さは、体重の5〜7%程度とされています。

10〜15%は“最大上限”として語られますが、負担が増えやすいため、ランドセルの軽さを重視するなら「本体だけで5〜7%以内」をひとつの目安にすると安心です。

割合許容重量
5%約1.1kg
7%約1.5kg
10%約2.2kg
15%約3.3kg
小学1年生(平均体重22kg)のお子様の許容重量

小学生の荷物が増えるのは、3~4年生頃。
「軽さを重視したい家庭」は、1年生の5〜7%表を目安にすると失敗しにくいでしょう。

ただし最大上限10%を理想とする研究もあれば、15%まで許容するガイドラインもあるため、実際には“学校の荷物の量”と“子どもの体力・成長”をふまえて判断するのが現実的です。

そして重さは、軽ければいいというよりも、背負ったときに軽く感じる構造かどうかが大事です。

「軽さ」だけで選ぶと失敗する理由
  • 軽くても背負いやすくない場合がある
    → 肩ベルトの形、フィット感、背中のクッションなど“構造”で体感は大きく変わります。
  • 丈夫さと軽さはトレードオフ
    → 多少重くても、丈夫さが高くて6年間安心なモデルもあります。
  • 荷物が入ると結局重くなる
    → 本体の200g差より、荷物の中身(教科書1冊100〜300g)のほうが重いです。

軽さは比較しやすい項目ですが、実は“子どもの体との相性”のほうが大事!
重さだけで決めず、必ず背負わせてフィット感もセットで見ると失敗しません。

次の項目の「背負いやすさ」のところで解説します。

背負いやすさ

ランドセルの「軽さ」だけでなく、実際に背負ったときの“フィット感”はとても重要です。

同じ重さでも、子どもに合うランドセルは軽く感じるし、合わないものは重く感じてしまいます。

ここでは、背負いやすさを判断するためのポイントをまとめました。

【背負いやすさを決める3つの要素】
point
肩ベルト(背カン)の形と可動域

ランドセルの重さをもっとも支えるのが肩ベルト。
ここが子どもの体に合うかどうかで“体感の重さ”が大きく変わります。

  • S字形のカーブ → 肩にフィットしやすい
  • 左右に大きく動く背カン → 肩幅に合わせて自然に開く
  • 低学年でもフィットする柔らかい作り → 小柄な子におすすめ

代表的な背カン例:セイバン「天使のはね」、フィットちゃん背カン、池田屋“肩ベルト内蔵パッド” など。

point
背あて・クッション(背中のフィット感)

背中がランドセルにしっかり密着すると、重さが分散して軽く感じます。

  • 凹凸があって通気性の良い背あて
  • 柔らかめクッションで密着するタイプ
  • 夏場にムレにくい素材
  • 腰部分で支える構造(重心を高く保てる)

フィットすると「重さが上に持ち上がる感覚」になってラクです。

point
重心の位置(ランドセルの設計)

軽いランドセルでも、重心が後ろにあると“重く感じる”原因に。

  • かぶせの付け根が浅すぎる → 重心が後ろになりがち
  • 背中側に荷物が寄りやすい設計 → 前後バランスが整う
  • 自立しやすい作り → 中の仕切りが整って重心が安定

セイバンや工房系は「重心を上に保つ」設計が得意です。

背負いやすさは、ランドセル選びで一番「体感」が大事な項目です。

軽さの数字だけでなく「肩ベルトの形 × 背あての構造 × 重心設計」

この3つが子どもの体に合うかどうかが「ラクに背負えるか」を決めます。

【失敗しない選び方】

軽さの章でお伝えしたように、数字だけでは背負いやすさはわかりません。

ここでは、実店舗・展示会でチェックするときの“これだけ見ればOK”なポイントをまとめます。

check
必ず「背負わせて」チェックする
  • 肩ベルトがきつくないか
  • 歩いたときに肩から浮かないか
  • 軽く感じるかどうか子どもの表情をチェック


合ってるランドセルは自然に姿勢が起きます

check
教科書を2〜3冊入れて試す

空の状態だと、ほとんどの子が軽く感じます。
中身を入れた時の“本当のフィット感”を確認しましょう。

check
子どもの体格に合わせて選ぶ
  • 小柄な子→ 肩ベルトが柔らかいモデル、人工皮革の軽めモデルが◎
  • 標準〜しっかり体格の子→ 牛革でも問題なく背負える。むしろフィットして安定しやすい子も。
check
通学距離・坂道の有無も考える
  • 坂が多い → 軽さ・フィット重視
  • 片道1km以上 → 肩ベルトの負担軽減タイプが安心
  • 車通りが多い → “横ズレしにくい”モデルがおすすめ

※横ずれ”は ランドセルが左右にグラグラ動いてしまうこと を指します。とくに 細身の子・小柄な子・1年生 に多い悩みです。

「軽いけど体に合わない」より「少し重くても体にフィットする」方が背負いやすい!
「重さ」×「フィット感」のバランスを見るのがおすすめ。

パパ・ママの目線では見えない“子ども本人の感覚”がとても大切。
実際に背負わせて、歩いて、フィット感を確かめることが一番の成功ポイントです。

サイズ・収納力

今の小学生にとって“入るかどうか”は超重要!

ランドセルは6年間使うもの。

学校によって教材のサイズ・タブレットの持ち帰り頻度・荷物の量がかなり違います。

最近は「A4フラットファイル対応」が基本ですが、実は同じA4対応でも“収納力”が大きく違うこともあります。

2025年購入したランドセルのサイズ
引用元:ランドセル工業会

ここでは、サイズ選びのポイントをわかりやすくまとめています。

check
まずは「A4フラットファイル対応」か確認

最近主流なのが、A4フラットファイルが入るサイズのランドセルです。

A4フラットファイル対応ってなに?

A4フラットファイルのサイズは、310mm×223mm の紙ファイルがすっぽり入る大きさです。

学校によっては プリント類の持ち帰りに必須のサイズとなります。

A4フラットファイルサイズ対応のランドセル
引用元:ランドセル工業会

※ほとんどのメーカーが対応していますが、工房系で「ギリギリ」サイズのところもあるので注意しましょう。

ちなみに、A4ファイルのサイズは「310mm×223mm」です。

A4ファイルのサイズは、ランドセルをロッカーに収納しやすいというメリットがあります。

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大マチ(メイン収納)をチェック

大マチとは、ランドセルの記事でよく見る「12cm」「13.5cm」などの奥行きのことです。

大マチってどれくらいあるのがいいの?

大マチは、12cm以上あるものがおすすめです。

  • 12cm : 標準的(問題なし)
  • 12.5〜13cm →:余裕あり(荷物多い子向け)
  • 13.5cm →:大容量タイプ(人気が急増)
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小マチ(サブ収納)は「伸びるタイプ」がおすすめ

最近は「ファスナーでマチが拡張するタイプ」「ポケットが大きく開いて出し入れしやすいタイプ」が人気です。

特に、タブレットや連絡帳、丁寧に扱いたいプリントを入れることが多いので、小マチが広いとかなり便利です。

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横幅・高さの差

横幅や高さも意外と差があります。

同じ「A4対応」でも、横幅に余裕があったり、高さにゆとりがあったりとメーカーによって差があります。

横幅や高さの差が「ファイルの出し入れのしやすさ」「 タブレット用のケースの厚みに対応できるか」などに影響するので、実際にランドセルを見に行くときに、A4フラットファイルやタブレットケースなどを入れてみると良いでしょう。

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タブレット収納は“これからの必須項目”

多くの学校が1人1台タブレットを配布するようになり、「タブレット持ち帰りの日だけ重くなる」が当たり前になってきました。

下記では、タブレット対応で見るべきポイントをまとめました。

  • タブレットが入るポケットがあるか
  • クッション性のある背あてのほうが安定しやすい
  • サイドの教科書と干渉しにくい作りか

※学校によっては“ケース込みの厚み”も必要です。

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フロントポケットの形(丸型?四角?)

フロントポケットの形は、細かいところになりますが、使いやすさが変わる場所です。

  • 丸型 :小物の出し入れがしやすい
  • 四角タイプ :筆箱・タブレット周辺機器が入れやすい
  • マチが広がるタイプ : 収納力UPで便利

フロントポケットの形も、メーカーによって使い勝手が結構違います。

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サイドポケット(ファスナー式 or ゴム式)
  • ファスナー式 : ペン・ハンカチなど細かいものが迷子になりにくい
  • ゴム式 →:ティッシュ・マスクなど出し入れ楽

小1〜小2の頃はゴム式の方が使いやすい子が多いです。

ランドセルの「サイズ・収納力」は、選ぶポイントが多いので、下記にまとめました。

サイズ・収納力まとめ
  • A4フラットファイル対応は必須級
  • 大マチは「12.5〜13cm」あると余裕
  • タブレット収納が増えるので、幅にゆとりがあるモデルが◎
  • 小マチの広さ・ポケットの形も使いやすさに影響
  • 可能なら実物にプリントやタブレットを入れるのがベスト

収納力は“毎日の使いやすさ”に直結するポイント。
子どもの荷物量と学校の方針に合わせて選ぶと、6年間ストレスなく使えます♪

安全性

ランドセルは毎日通学で使うもの。そのため、子どもを事故やケガから守る機能があるかが重要です。

安全性のポイントを押さえることで、事故やケガのリスクを減らすことができます。

【安全性のポイント】
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反射材(再帰反射)

反射材は、夜や雨の日に車から見えやすくする素材です。

メーカーによっては「左右3か所反射」「かぶせ全面反射」「デザインがおしゃれ」など機能が強化されているモデルもあります。

背中・肩ベルト・かぶせなど、360°どの方向でも反射材が見えると安心です。

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安全ナスカン・防犯ブザー取り付け

ランドセルには、通学中の安心を高めるための安全ナスカンが付いていることがあります。

安全ナスカンとは、肩ベルトや前面フックに付けられる小さな金具のことです。

荷物が落ちるのを防ぐだけでなく、転んだときや引っかかったときに体への負担を減らすため、意図的に外れる設計になっている場合もあります。

メーカーによっては、外れにくい仕様のものもあり、外れ方の強さや方向はさまざまです。

購入時は、子どもの体格や通学環境に合ったタイプか確認すると安心です。

また、防犯ブザーを付ける場合は、手に取りやすい位置にあることも大切です。

いざというとき、すぐに鳴らせる位置かどうか確認しましょう。

【安全ナスカン・防犯ブザーのチェックポイント】
  • 落下防止:荷物や小物がランドセルから外れにくい
  • 事故時の安全性:転倒や引っかかり時に外れる仕様か、外れにくい仕様か、メーカーによって異なる
  • 操作しやすさ:小さな手でも簡単に付け外しできるか
  • 防犯ブザー:手に取りやすい位置に取り付け可能か
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角丸加工・衝撃吸収

ランドセルの角や肩ベルト、背あてには、ぶつかってもケガを防ぐための工夫がされています。

特に小さな子どもは転んだり、他の子や壁にぶつかることも多いため、この機能は重要です。

角は丸く加工されていることで、角で体や手をぶつけても傷つきにくくなります。

また、肩ベルトや背あてのクッションは衝撃を吸収し、転倒時やランドセルを背負った状態での衝撃をやわらげます。

【角丸加工・衝撃吸収のチェックポイント】
  • 角丸加工:かぶせや金具の角が丸くなっているか
  • 肩ベルト・背あてクッション:衝撃を吸収する素材が使われているか
  • 体へのフィット感:背中にランドセルがしっかり沿い、安定して背負えるか

ランドセルの角丸加工や肩ベルト・背あての衝撃吸収は、転倒やぶつかりから子どもを守る大切な機能です。

特に小柄な子や低学年の子どもは、角や金具の形、背負ったときの安定感を確認すると安心です。

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丈夫な素材・縫製

ランドセルは毎日の通学で使うため、素材や縫製の丈夫さも安全性に直結します。

耐久性のある素材やしっかりした縫製は、転倒やぶつかりなどの衝撃から子どもを守る役割があります。

特にチェックしたいのは、素材の強さと縫製の工夫です。

【丈夫な素材・縫製のチェックポイント】
  • 素材の耐久性:人工皮革・牛革・コードバンなど、型崩れや破れに強いか
  • 縫製の仕上がり:細かく丁寧な縫い目、二重縫いなどでほつれにくいか
  • 補強箇所:肩ベルトの付け根、かぶせや底の部分が補強されているか
  • 6年間の使用に耐えられるか:日常のぶつかりや転倒、雨や汚れにも強い設計か

ランドセルの素材や縫製の丈夫さは、転倒や衝撃から子どもを守る安全性の一部です。

人工皮革・牛革・コードバンなどの耐久性の高い素材、二重縫いや肩ベルト付け根の補強などを確認すると、6年間安心して使えるランドセルを選べます。

【3】6年間使えるかどうかを確認

ランドセルは小学校6年間使う必需品です。丈夫さは、長くきれいに使えるかどうかを左右する大切なポイント。

耐久性の高いランドセルを選ぶと、型崩れや傷、破れの心配が少なく、毎日の通学が安心になります。

壊れにくさや型崩れしにくさを確認するときは、素材・縫製・防水加工・パーツの耐久性の4つのポイントを見るのがコツです。

実際に触ってみると、しっかり感の違いがはっきり分かります。

丈夫さ

ランドセルは小学校6年間使う必需品です。

丈夫さは、長くきれいに使えるかどうかを左右する大切なポイントです。

耐久性の高いランドセルを選ぶと、型崩れや傷、破れの心配が少なく、毎日の通学が安心になります。

また、壊れにくさや型崩れしにくさは重要です。

縫い目の丁寧さ、角の補強、金具の強度などを見ておくと安心です。

【丈夫さを左右するポイント】
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素材の強さ

ランドセルの素材には主に人工皮革・牛革・馬革(コードバン)があります。

  • 人工皮革:軽くて水や傷に強く、扱いやすい
  • 牛革:高級感があり耐久性も◎、使うほど味が出る
  • 馬革(コードバン):非常に耐久性が高く重厚感がある

※馬革=コードバンだけではなく、部分的に使用される場合もあります。

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縫製・構造
  • 縫い目が細かく二重縫いされているとほつれにくい
  • かぶせや底部分が二重構造だと型崩れしにくい
  • メーカー系や工房系は、耐久性へのこだわりが強い
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防水・撥水加工
  • 雨や泥汚れからランドセルを守る
  • 表面加工によって、日常のお手入れの手間も変わる
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パーツの耐久性
  • ナスカンや金具、ファスナーの強度
  • 肩ベルトの付け根や背あても、6年間の使用に耐えられるか確認
丈夫さチェックリスト
  • 素材:人工皮革・牛革・コードバンなど、耐久性の高い素材か
  • 縫製・構造:二重縫いや底・かぶせの補強があるか
  • 防水加工:雨や汚れに強い加工がされているか
  • パーツの耐久性:肩ベルト付け根や金具がしっかりしているか

ランドセルの丈夫さは、素材・縫製・防水加工・パーツの耐久性の4つのポイントで確認するとわかりやすいです。

耐久性の高いランドセルを選ぶことで、6年間型崩れや破損の心配が少なく、毎日の通学を安心して送ることができます。

保証

「6年間保証」があるかどうかは、購入前に必ずチェックしましょう。

保証内容もチェックしたほうが良いポイントです。

6年間保証は、故障原因に関わらず、無償で修理を受け付けてくれるサービスがあるお店がおすすめです。

メーカーによっては、修理期間中に代替ランドセルを貸してくれる場合もあります。

アフターサービスが充実していると、万一のときにも安心です。

保証のチェックポイント
  • 故障原因に関わらず、無償で修理を受け付けてくれるか
  • 修理期間中に代替ランドセルを貸してくれるか(メーカーによる)
  • アフターサービスが充実しているか

保証が手厚いお店で購入すると、万一のときも安心です。

【4】最後に+αの機能と価格

ランドセルを選ぶとき、色やデザインだけでなく、「かぶせ」「形」「ロック方式」といった+αの機能にも注目することが大切です。

これらの機能は、使い勝手・耐久性・収納力に直結し、毎日の通学を支える重要なポイントになります。

さらに、価格も無視できません。

同じ機能でも素材やブランドによって価格に差が出るため、どこにお金をかけるかを“機能+価格”の観点から検討することで、コスパの良いランドセル選びができます。

この章では、かぶせ、ランドセルの形(学習院型/キューブ型)、ロック方式(手動/自動)といった機能性と、その価格帯の関係性を見ていきます。

お子さまの使いやすさだけでなく、家計への負担もふまえて、賢く選びましょう。

その他機能性(かぶせ・学習院型orキューブ型・手動ロックor自動ロック)

最近は使いやすい機能も進化しています。

自動ロックや軽量金具、半かぶせデザインなど、子どもが使いやすい工夫がいっぱい。

小さな差でも毎日の使い心地に関わるのでチェックしておきましょう。

【かぶせ】

ランドセルの「かぶせ」とは、ランドセルの上部を覆うふた部分のことです。

引用元:ランドセル工業会

主に全かぶせタイプと半かぶせタイプがあります。

現在のランドセルでは、全かぶせタイプが主流で、カバーや雨よけも全かぶせが多いです。

2025年ランドセルの形
引用元:ランドセル工業会
スクロールできます
タイプ特徴メリットデメリットこんなご家庭におすすめ
全かぶせ・ランドセル全体を覆うタイプ。
・一般的に標準仕様。
・雨や汚れから荷物を守りやすい
・外観が整っていて見た目が美しい
・カバーや防水加工も合わせやすい
・ランドセル本体の重さがやや増す場合がある
・開閉がやや大きく手間に感じる子も
・雨や汚れに強いランドセルを探している
・見た目の美しさや統一感を重視する家庭
半かぶせ・上半分だけを覆うタイプ。・開閉が軽くてラク
・本体がやや軽量
・雨や汚れが入りやすい
・カバーの選択肢が少ない
・軽さや開閉のしやすさを重視する家庭
・屋根のある場所での使用が多い

ランドセルのかぶせには、ランドセル全体を覆う『全かぶせ』と、上半分だけの『半かぶせ』があります。

現在は全かぶせタイプが主流で、雨や汚れから荷物を守る効果が高く、カバーや防水加工も全かぶせに合わせて作られていることが多いです。

一方、半かぶせは開閉が軽く、本体もやや軽量ですが、雨の日や泥汚れには注意が必要です。

子どもや家庭の使用環境に合わせて選ぶと安心です。

【学習院型orキューブ型】

ランドセルの形には代表的なものとして 学習院型 と キューブ型(ランドセルを見ると「学習院型」「キューブ型」と書いてあることがあります。

学習院型 と キューブ型は、ランドセルの“形(構造)”の違い を表していて、どっちが良い・悪いというものではありません。

特徴を知っておくと、デザインや使い勝手をイメージしやすくなります。

学習院型の特徴

学習院型は、昔からあるランドセルの形です。

  • ランドセルのふちに「へり(縁)」がついている
  • 見た目が少し丸みがあり、クラシックで上品な印象
  • へりが衝撃を吸収するため、型崩れしにくい
学習院型はこんなお子様におすすめ
  • 伝統的・丸みのあるフォルムが好き
  • 丈夫さや安定感を重視したい

※学習院型の定義はいろいろありますが、一般的には「へりがあるかどうか」がキューブ型との大きな違いとされています。

キューブ型の特徴

近年増えてきている、へりのないスッキリした形のランドセルです。

  • へりがないので、外側が四角くてスリム
  • 同じ外寸でも、内側のスペースを広く取りやすく、収納力が高いモデルが多い
  • 現代的なデザインが豊富
キューブ型はこんなお子様におすすめ
  • スッキリした四角いデザインが好き
  • 省スペースなところに、収納したい
項目学習院型(へりあり)キューブ型(へりなし)
形の特徴ふちに“へり”があり、丸みのある伝統的な形四角いフォルムでスッキリした現代的な形
見た目の印象クラシック・上品・かわいらしいスタイリッシュ・シンプル
収納力へりの分だけ内寸が少し狭くなることがある内寸を広く取りやすく、収納量が多いモデルが多い
丈夫さ・型崩れへりが衝撃を吸収しやすく、型崩れに強いへりがないぶん構造次第。メーカーによって差が大きい
重さへりの分やや重くなることもへりが無いぶん、軽く感じやすいモデルが多い
デザイン種類豊富・昔ながらの形が好きな人に◎シンプル・都会的なデザインが多い
向いている人丈夫さ重視/クラシックな形が好き荷物が多い/スッキリしたデザインが好き

「学習院型orキューブ型」結局どっちがいいの?

「学習院型orキューブ型」で、大きな差はないことが多いです。
お子様のデザイン好みや、背負いやすさで決めると良いでしょう。

【学習院型orキューブ型】どっちがいい?
  • デザイン第一なら → 好きな方でOK!
  • 荷物が多いなら → キューブ型(内寸が広いモデルが多い)
  • 丈夫さ重視なら → 学習院型(へりが衝撃を守る)

ただし実際には、容量や重さ・丈夫さは「型」よりも“メーカーの設計”で大きく変わります。
そのため、同じ「学習院型」でも容量が広いものもあれば、「キューブ型」でもすごく丈夫なものもあります。

【手動ロックor自動ロック】

ランドセルには、荷物を閉める金具のタイプとして 手動ロック と 自動ロック があります。

どちらもメリット・デメリットがあり、用途や好みによって選ぶのがおすすめです。

筆者が実際に開け閉めしてみたときは「手動ロックの方が壊れにくそうで、安心かな?」と思いました。

【手動ロック】

手動ロックは、金具を自分で回して止めるタイプです。

手動ロックの特徴
  • 荷物が多い日・少ない日で、止める位置を2〜3段階に調整できる
  • ロックの仕組みがシンプルで壊れにくい
メリットデメリット
荷物の量に合わせて、比較的自由に調整できる
壊れにくく、長持ちしやすい
毎回手で回す必要がある
閉め忘れの可能性がある

ランドセルの手動ロックのメリット・デメリット

【自動ロック】

自動ロックは、差し込むだけで自動で閉まるタイプです。開けるときは、ワンタッチで開閉できます。

自動ロックの特徴
  • 押し込むだけで“カチャッ”と閉まる
  • 閉め忘れ防止に優れている
メリットデメリット
とにかく楽でスピーディー
低学年でも扱いやすい
荷物が多いと閉めにくいことがある
壊れると修理が必要な場合がある
モデルによっては止める位置の調整ができない
ランドセルの自動ロックのメリット・デメリット

実際に見た自動ロックのランドセルは、留めるところが1カ所しかなく「開け閉めをすると、荷物多い日は締められるのかな?」と心配になりました。


実際に使ってる方にもこんな声があります。

パンパンの日、差し込みまで届かなくて閉まらない…

自動ロックが便利だけど、調整段階がないモデルはキツい日がある。

自動ロックでも、2〜3段階で止められるタイプがあります。
荷物量に合わせて止める自由度が欲しいなら、手動か調整可能な自動ロックが安心です!

項目手動ロック自動ロック
特徴・金具を自分で回して止める・差し込むだけで自動で閉まる
める位置・荷物の量に応じて2〜3段階で調整可能・モデルによって調整できる場合もあるが、できないタイプもある
メリット・荷物に合わせて自由に調整できる
・壊れにくく長持ち
・閉めるのが簡単でスピーディー
・低学年でも扱いやすい閉め忘れ防止に◎
デメリット・毎回手で閉める必要がある
・閉め忘れの可能性
・荷物が多いと閉めにくい場合がある
・壊れると修理が必要なこともある
向いている人・荷物量に合わせて調整したい人
・丈夫さ重視の人
・楽に閉めたい人低学年
・閉め忘れ防止重視の人
手動ロックと自動ロックの比較

ロックで選ぶ時は「手動タイプ」か「荷物の量によってとめる位置を変えられる自動ロック」のランドセルを選ぶのがおすすめ。

価格

ランドセルの価格は、1~10万円以上とさまざまです。

平均価格は、5~7万円です。

素材やブランドによって差がありますが、早期割引や型落ちモデルを選べばお得に購入できます。

購入したランドセルの購入金額帯(全体,n=1,500)
引用元:ランドセル工業会

店舗ごとの価格の平均は、下記のとおりです。

  • 百貨店:7~10万円
  • メーカー直営店:3~6.5万円
  • 量販店:4~8万円

最初に予算を決めると、「高いから除外しよう」となってしまい、
本当に合うランドセルを見つける前に選択肢を減らしてしまう可能性があります。
「いろんな種類を知ってから、予算と照らし合わせる」順番がおすすめです♪

購入した商品の決定理由 (上位10項目、複数回答・全体,n=1,500)
引用元:ランドセル工業会

ランドセルを買って後悔したポイント【口コミまとめ】

ただいま作成中のため、少々お待ちください。

【2027年4月入学】ネットで買えるおすすめのランドセル

ただいま作成中のため、少々お待ちください。

まとめ

男の子のスーツについても、下記で解説しています。入学式の準備にぜひお役立てください♪

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この記事を書いた人

元保育士で、2児のママです。

こどもグッズのお買い物やお出かけが大好きで、時間を見つけては出かけています。

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主に筆者が出産や子育ての中で、事前に知りたかったことを元に記事にしました。

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